研究活動

 

【概要】

①研究目的

(1)デジタル教育の有効性について

コロナ禍において、小学生を対象としたデジタル教育が広がる一方、幼児を対象としたデジタル教育の有効性や意義についての研究は少ない。本研究では、印刷されたプリントと映像授業を通して、幼児(3~6歳)がどの程度デジタル教育の恩恵を受けるのか調査を行う。

 

(2)幼児の「知識の転移」に関して

学習科学の分野で頻繁に取り上げられる「転移(正の転移)」について、本研究は検証を行う。幼児を対象とした転移の研究はまだ少なく、幼児期の学習メカニズムは明らかになっていないことが多い。本研究では、小学校受験等で頻出の問題を使用し、幼児の学習プロセスの中で、正の転移が促進されやすいものを検証する。また、小学校受験等の問題の中で、幼児が習得が難しい概念に関して整理を行い、幼児期における効果的な指導方法についても調査を行う。

 

②対象者

 

 3~6歳の幼児計30名ほどを予定。思考力開発講座にお申し込みを頂いた方の中から協力志願者を募集する。

 

③使用教材

 当研究所で作成した「思考力開発講座」を使用する。

 

④調査方法

 (1)事前テスト(6問)

 (2)思考力開発講座内におけるデジタルコンテンツ(プリント含む)を通して学習

 (3)事後テスト(3問&3問)類題

事前テストと事後テストの比較を通して、「デジタル教育の有用性」と「知識の転移」のメカニズムに関して検証いたします。

 

⑤結果報告に関して

 当HPにて、結果報告をさせていただきます。

※研究内容の詳細につきまして下記問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

 

お問合せフォーム

以下のフォームに必要事項をご記入の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。

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(例:山田太郎)

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